n8n 用の Quire コミュニティノードには、REST API を操作するアクションノードと、Quire でイベントが起きたときにワークフローを開始するトリガーノードがあります。実行時依存関係はないため、このノード以外に n8n インスタンスへ追加されるものはありません。
インストール
n8n で Settings、Community nodes の順に開き、Install を選んで @quire/n8n-node と入力します。セルフホストの n8n では、n8n のユーザーフォルダーで npm install @quire/n8n-node を実行して再起動する方法もあります。
接続
認証情報を作成します。次の 2 種類があります。
- Quire API Key: Base URL は末尾のスラッシュを除いた組織のアドレスです。例:
https://acme.quirelms.com。API Key は管理者が/admin/integrations/api-keysで作成した、qk_live_で始まるキーです。ワークフローに必要なスコープだけを付与してください。 - Quire OAuth2: 特定の利用者として動作するワークフロー向けです。n8n のリダイレクトアドレス (認証情報画面に表示) を指定し、
/admin/integrations/oauth-clientsで OAuth クライアントを登録してから、クライアント ID、シークレット、スコープを入力します。
アクション
Quire ノードは、ユーザー、コース、登録、グループ、完了、成績、証明書、提出物、クイズの受験、プログラム、注文、メール、組織を扱います。API で利用できる一覧、取得、作成、更新、削除のほか、外部 ID による upsert もできます。同期にはこれが便利です。同じワークフローを 2 回実行しても重複しません。
操作は Quire の OpenAPI ドキュメントから生成されるため、API リファレンス のフィールドと一致します。各操作は n8n AI エージェントのツールとしても使えます。説明は API リファレンスから取得されます。
既定では、一覧はすべてのページを返します。大規模な組織では Return All をオフにして上限を設定してください。
トリガー
Quire Trigger ノードを追加し、認証情報を選んで Events を指定します。enrolment.created のようなイベント名、course.* のような領域全体、またはすべてのイベントを選べます。ワークフローを有効にすると、ノードは Quire に n8n のアドレスを登録する webhook サブスクリプションを作ります。無効にするとサブスクリプションを削除します。
ワークフロー開始前に、受信した各イベントの署名が確認されます。検証できないイベントはノードエラーとともに破棄されるため、偽のリクエストでワークフローを開始できません。イベントの data には識別子が入っています。トリガーの後に Quire ノードを追加し、完全なレコードを取得してください。
例: 登録時の歓迎メール
enrolment.createdを受け取る Quire Trigger。- リソース Users、操作 Get の Quire ノードにユーザー ID
{{$json.data.user_id}}を渡します。 - リソース Courses、操作 Get の Quire ノードに
{{$json.data.course_id}}を渡します。 - メールまたはチャットのノードで、利用者名とコース名を使います。
トラブルシューティング
- すべての呼び出しが 401: Base URL とキーの組織が異なるか、キーが取り消されています。
- 1 つの操作が 403: キーにそのスコープがありません。
/admin/integrations/api-keysで追加してください。 - トリガーが動かない: n8n の webhook アドレスが HTTPS で Quire から到達できる必要があります。
/admin/webhooksでサブスクリプションの配信ログを確認してください。